🌷50代の推し活は“心の投資”・・・無理なく資金を作る3つの方法🌷
2025/09/17 夢とお金
先日、このようなご相談をいただきました。
「この歳でこんなに夢中になるなんて、自分でもびっくり!推し活資金を貯めたいのです。他の人はどうやってお金を作っているの?」
推し活!
それは、ある日突然心を奪われる“ときめき”。
アイドル、俳優、アニメ、アーティスト、YouTuber…。対象は違っても、共通しているのは「どの年代でも人生に光をくれる存在」だということです。
目次
推し活は生きがい。でも素直に楽しめない理由
50代になり、子育ても仕事も一段落。ようやく自分の時間ができて、推し活はまさに「自分だけの楽しみ」けれど現実は――
・チケット代
・遠征費
・グッズ代
「楽しみたいけど・・私だけ」「家族に申し訳ないなぁ」「今更、この歳になって」「楽しんだ分、将来の貯金が減っている。」
そう感じた瞬間、せっかくのワクワクが違う方向へ向いてしまうこともしばしば。
SNSを開けば、推し活を楽しむ仲間の投稿が次々と流れてきます。
- 毎回のライブ参戦
- 限定グッズのコンプリート
- 全国各地への遠征
- 推しのお誕生日イベントの主催
「みんな、どうしてあんなにお金を自由に使えるの?」
「我慢しているのは私だけ?」
そんな気持ちになるのも無理はありません。
50代は、親の介護・子どもの教育費・住宅ローン・老後資金など“家計の重荷”が多い時期。推し活の楽しみと生活資金のバランスに悩むのは、ごく自然なことなのです。
推し活は「心の投資」―でも、お金の安心感も大切にしたい
推し活にかけるお金は、一見すると「浪費」に思えるかもしれません。
ですが、実際には 心を満たし、健康や人間関係にも良い影響を与える“心の投資” です。 ただし大前提は「無理のない範囲であること」。
お金の不安を放置すると、せっかくの楽しみが罪悪感に変わってしまいます。
安心して推し活を楽しむためには、“推し活貯金”は欠かせません。
安心して推し活を楽しむ3つの方法
① 「推し活専用口座」を作る
推し活専用の口座を作り、毎月1万円など、自分で決めた額を積み立てる。推し活に会いに行く日が決まっていたら、その日に合わせて積み立てる。
「この口座からは自由に使ってOK」と決めておけば、罪悪感ゼロで楽しめます。
② 支出を“見える化”する
グッズやチケット代を家計簿アプリで記録。
「予算内で収まっている」と数字で確認できると、不安が減り安心感が生まれます。
③ 仕事をして資金を作る
・短時間の在宅ワークやパート、アルバイトで推し費を作る
・趣味を活かしてハンドメイド品や写真をネットで販売する
など、“推し活に直結する副業”なら、楽しみながら資金づくりができます。
推しがくれる喜びを、あなた自身がもっと大切にして
50代は、まだまだ人生をデザインできる年代
2024(令和6)年に厚生労働省が発表した日本の平均寿命は
男性:81.09歳
女性:87.13歳
この平均寿命を見ても分かるように50代だとまだ30年もあります。
50代は、これからの人生を自由にデザインできる年代です。
「趣味に使うお金」も「未来に備えるお金」も、自分の選択で決めていいのです。
無理せず、でも未来の安心も守りながら――
「推しを推す人生」を、自信を持って楽しんでください。
最後に一言
推し活は浪費ではなく、“生きがいを支える自己投資”。
安心できるお金の仕組みを整えて、推しからもらえる喜びを、心から楽しみたいですよね。
推し活にどの程度使いたいかが決まったら、キャッシュフロー表を作成して、老後資金に影響がないかどうか確認しましょう。